入れ歯(義歯)・ブリッジ|近鉄郡山駅徒歩10分の歯医者|平田歯科クリニック

〒639-1007 奈良県大和郡山市南郡山町472-1
0743-85-7065
WEB予約
ヘッダー画像

入れ歯(義歯)・ブリッジ

入れ歯(義歯)・ブリッジ|近鉄郡山駅徒歩10分の歯医者|平田歯科クリニック

当院の入れ歯(義歯)治療の特長

入れ歯

入れ歯には、総入れ歯や部分入れ歯など様々な種類があり、材質や構造も多様で、患者様一人ひとりのご希望やライフスタイルに合わせて製作することができます。
入れ歯は、「食事を味わう」「噛みしめる」「喋る」「笑う」などの行動を支える体の一部となり、健やかな毎日を送るためには、お口にフィットする入れ歯を手に入れることがとても大切です。当院ではお口全体の治療計画をしっかり立てて、十分なカウンセリングを重ねて一緒に考えながら治療を進めていきます。入れ歯にお悩みがある方はお気軽にご相談ください。

入れ歯(義歯)について

入れ歯は歯がなくなったところに人工の歯と歯ぐきを入れる治療法です。入れ歯は金属のバネ(留め金)と樹脂製の歯と歯ぐきから構成されます。ブリッジと比べて歯を削る量は少なくすみ、着脱可能で残存歯の清掃がしやすいのが特徴ですが、慣れるまでは異物感があり、食事の時に痛みを感じることもあります。

入れ歯の種類

保険診療と自費診療で製作する入れ歯の違い

入れ歯は保険診療の範囲内で製作できるものと自費診療によるものがあります。
保険診療の入れ歯は、保険適用内で決められた素材や製作工程で製作するため、費用を安く抑えることができるというメリットがあります。
一方、自費診療の入れ歯は、見た目の自然さ、お口へのフィット感などをより重視して製作するため製作工程も複雑になり、オーダーメイド感覚で製作出来ます。

保険診療

長所

  • 保険適用なので、費用を安く抑えることができる
  • 入れ歯製作の工程が少ない分、通院期間が短い
  • プラスチックで製作するため修理がしやすい

短所

  • 材質がプラスチックに限られるため、装着時に違和感などが出る可能性がある
  • 強度や耐久性が低く、変色や破損が起こりやすい
  • 温度感覚に乏しく、食事のおいしさを感じにくくなる
自費診療

長所

  • 使用できる素材が豊富で、好みやフィット感など自分に合った入れ歯に仕上がる
  • 金属製は熱の伝わりが良く、おいしく食事を楽しむことができる
  • 自然な見た目になる
  • 強度や耐久性に優れており、変形や破損、変色を起こしにくい

短所

  • 治療費が高額になる
  • 細部にわたって丁寧に製作するため、入れ歯の完成までの工程が多く、通院期間が長くなる
  • 修理が難しい場合がある

総入れ歯と部分入れ歯

入れ歯には大きく分けて「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類があります。
「総入れ歯」は上下いずれかの顎全体を覆うタイプの入れ歯です。床と人工歯で構成されています。保険診療内で製作する場合、床は合成樹脂、人工歯はプラスチック素材を使用します。自費診療では、素材の選択肢が増えて、床にチタンなどの金属を使用したり、人工歯にセラミックなどを使用したりして製作することができます。
「部分入れ歯」は一部の歯を失った場合に使用します。失った歯の両隣の歯に、金属のバネ(留め具、クラスプ)をかけて固定します。保険診療ではバネ部分が金属製になりますが、自費診療では金属を使用せずに、自然な見た目に仕上げることもできます。

入れ歯製作の流れ

1

問診・カウンセリング

患者様一人ひとりに適した入れ歯を製作するため、ご要望や口内のお悩み、ライフスタイルなどを詳細にヒアリングさせていただき、お口の状態を検査して、治療計画を立てていきます。

2

個人トレーの製作

実際の入れ歯製作ではまず、大まかな型(個人トレー)をつくります。

3

精密な型取り

2で製作した個人トレーを用いて精密な型を取ります。この型から「咬合床」と呼ばれる土台をつくります。

4

噛み合わせの決定

咬合床を使って噛み合わせ位置を採取します。これを咬合採得といい、患者様の顎の上下の位置関係を調べて決定します。

5

仮入れ歯の製作

人工歯を排列し、ロウで仮入れ歯を製作します。入れ歯の高さの再現性、見た目やフィット感などを確認します。

6

入れ歯の完成

必要に応じて仮入れ歯を調整して、本入れ歯用の素材で製作します。
完成した入れ歯を患者様のお口に合わせていきます。

7

調整

入れ歯は食事しているときに複雑な動きをします。新しい入れ歯は歯ぐきになじんでいないので、使用していただきながら問題点を確認し、しっかり噛めるように調整していく必要があります。個人差はありますが、3~4回程度は調整が必要になります。

主な入れ歯の特徴

保険診療による入れ歯

レジン床義歯

レジン床義歯

  • 保険適用の義歯で、総入れ歯、部分入れ歯ともに対応でき、費用を抑えることができます。
  • 対応範囲が広く、ほとんどの症例に使用することができ、治療期間も短くすみます。
  • 材質はプラスチックを使用します。修正や修理が容易にできる利点がありますが、耐久性が低く破折しやすい、外れやすい、温度感覚に乏しい、臭いや汚れがつきやすいという欠点もあります。
  • 厚みがあり使用時に違和感が出ることがあります。
  • 部分入れ歯では、金属のバネ(留め具、クラスプ)が目立ちます。

自費診療による入れ歯

総入れ歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム合金で義歯床を作製するため、熱を伝えやすく、薄さを確保しながらも耐久性と舌感に優れています。自然に近い装着感が得られます。
・コバルトクロム床 ¥275,000

チタン床義歯

チタン床義歯

チタンとで義歯床を作製するため、非常に軽く温感に優れ、壊れにくいという特徴があります。生体親和性が高く金属アレルギーが出にくいという安全性も有しています。
・チタン床 ¥385,000

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

顎の骨に埋め入れた2~4本のインプラントで入れ歯を固定するため、入れ歯の動きが抑えられます。入れ歯を限りなく小さく設計することが可能で、違和感が軽減されます。また、インプラントを使用することにより顎の骨の吸収を抑制でき、顎骨の保存に有効です。

部分入れ歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム床義歯

保険の義歯よりも広範囲にコバルトクロム合金を使用することにより、義歯の剛性を高めます。義歯の剛性が高いことは残存歯の保存に有効であると同時に、義歯を薄く設計出来るため、異物感が少なくなります。
・コバルトクロム床 ¥275,000
・チタン床(PD)¥385,000

レジンクラスプ義歯

レジンクラスプ義歯

一般的な部分入れ歯は、歯に金属のバネ(留め金)をかけて固定しますが、レジンクラスプ義歯はそのバネがレジンで作られた入れ歯です。歯ぐきに近い色の素材で、金属のバネではないため見た目が自然です。軽く弾力性があり、破折に強く、装着時の違和感も少ないです。
・レジンクラスプ義歯 ¥275,000

 

ブリッジについて

ブリッジは、失ってしまった部分の歯を補うために、その両隣の歯を土台にして、連続した被せ物を装着する治療です。ご自分の歯と同じように噛むことができますが、ブリッジを固定するため両隣の歯を削る必要があります。

主なブリッジの特徴

保険診療によるブリッジ

メタルブリッジ

メタルブリッジ

保険適用のブリッジで、金属で出来ています。前歯の一部などは樹脂素材で白く作れますが、経年劣化で変色することがあります。失った歯の本数によっては保険が適用されない場合があります。

自費診療によるブリッジ

ジルコニアブリッジ

ジルコニアブリッジ

強度の高いジルコニアで製作したブリッジです。優れた強度・耐久性があり、前歯から奥歯まで幅広く適応出来ます。前歯部にはジルコニアフレームの上にセラミックを築盛することにより多彩な色調表現が可能になるため、天然歯の見た目を取り戻すことが可能です。

メタルボンドブリッジ

メタルボンドブリッジ

金属フレームの上にセラミックを使ったクラウンで、強度が高く割れにくい特徴があります。天然歯の見た目に近づけて作ることができますが、ジルコニアクラウンには劣ります。また、内側に使う金属がセラミックの摩耗により見えたり、歯ぐきの変色がおこることがあります。